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2025.07.31

水素サプリの発生量と反応量は別物? ― ガスクロマトグラフィー(GC)とNAD⁺試薬検査の違い

水素サプリメントの働きを評価するうえで、よく使われる2つの検査があります。

それが「ガスクロマトグラフィー(GC)」と「NAD⁺試薬検査」です。

GCは気相中の水素ガス、NAD⁺試薬検査は体外の試験液での吸光度変化を評価します。測っているものが異なるため、数値は試験条件と合わせて読む必要があります。

■ ガスクロは水素ガスの量を測る

ガスクロマトグラフィー(GC)は気体成分を分離して測定する方法です。ハイドロシェルでは、所定の体外試験条件で発生した水素ガスの濃度を測定しています。

「ppm」は濃度を表す単位です。ガスの総量へ換算するには、採取・測定したガスの体積や温度・圧力などの条件も必要です。ppmの数字だけを総発生量や体内吸収量として扱うことはできません。

水素サプリの発生量と反応量は別物? ― ガスクロマトグラフィー(GC)とNAD⁺試薬検査の違い

■ NAD⁺試薬検査は試験液での反応を測る

NAD⁺試薬検査では、試薬溶液に原料を加えた際の吸光度変化を測定します。体内での反応量やミトコンドリア活性を直接測定する検査ではありません。

試薬の濃度、原料の投入量、反応時間、測定波長などを揃え、対照と比較して評価します。水素ガスの量を測るGCとは別の検査です。

水素サプリの発生量と反応量は別物? ― ガスクロマトグラフィー(GC)とNAD⁺試薬検査の違い - 図2

■ 測定対象と単位を分けて読む

この2つの検査を簡単に例えるなら:

原料の評価では、ガスの発生特性と試験液での反応特性を分けて確認します。

試薬反応が確認されても、それだけで分子状水素が原因だと特定することや、体内で同じ反応が起きると判断することはできません。

■ 測定結果が異なる場合の考え方

GCと試薬検査の結果が一致しない場合は、検出限界、採取条件、原料中の還元性成分などを確認する必要があります。

測定法が異なる結果を「見えない水素」の証明として扱わず、原因を切り分けるための追加試験につなげます。

■ だからこそ、多角的な検査が必要

水素原料・サプリメントの働きを正しく評価するためには、

・どれだけ水素ガスが出たか(ガスクロ)

・試験液でどのような吸光度変化があったか(NAD⁺試薬検査)

発生量と反応量など、さまざまな検査を行うことでより信用性の高い評価を得られていくと考えております。

■ おわりに

ardesignでは、水素ガスの発生を測るGCと、試薬溶液での反応を調べるNAD⁺試薬検査を、異なる測定資料としてご案内しています。

大学共同研究では骨格筋のATP量・酵素活性などを別の試験設計で評価しています。体外測定と共同研究を混同せず、研究条件と結果をご確認ください。

水素原料「ハイドロシェル」、ぜひ貴社の製品開発・OEMなどにご活用いただけましたら幸いです。

ご関心をお持ちいただけましたら、サンプルや資料のご提供も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

更新:2026年9月15日